拘束道路
2005年 08月 17日
わたしが住んでいるのはコンビニもない住宅街の一角。
特に新しい発見もなく、毎日空ばかり見ていた。
でも、最近スキな場所が出来た。
それは、高速道路。しかも夜の高速道路限定。
わざと、帰る時間を遅くして、駅から家までの道の途中にある高速道路上の橋に寄る。フェンスに近付いて、フェンスをグッと握りしめて、道路を見下ろす。
車はライトを輝かせて、わたしに向かってくる。そして、気が付けば、わたしの後ろの世界へ、車は走り抜けていて、世界で自分だけが止まっているような錯覚を起こしてしまう。車は静かに…街中で鳴り響くクラクションを忘れたように静かに道の上を行く。高速道路の上だというのに、此処はなんて静かな場所なんだろう。
その場所全体の空気が
「一日、歩き続けて疲れたでしょ?お疲れ」
なんて言っているような気がして、わたしは寄り道が止められない。
田舎育ちの娘が、高速道路に癒やしを求めるなんてね…。パパもママも笑っちゃいますよ。
カメラ片手に、もう一方の手はフェンスを握りしめて。たまに、散歩中のおっちゃんに不審がられながら。明日も癒やされようかなぁ。
特に新しい発見もなく、毎日空ばかり見ていた。
でも、最近スキな場所が出来た。
それは、高速道路。しかも夜の高速道路限定。
わざと、帰る時間を遅くして、駅から家までの道の途中にある高速道路上の橋に寄る。フェンスに近付いて、フェンスをグッと握りしめて、道路を見下ろす。
車はライトを輝かせて、わたしに向かってくる。そして、気が付けば、わたしの後ろの世界へ、車は走り抜けていて、世界で自分だけが止まっているような錯覚を起こしてしまう。車は静かに…街中で鳴り響くクラクションを忘れたように静かに道の上を行く。高速道路の上だというのに、此処はなんて静かな場所なんだろう。
その場所全体の空気が
「一日、歩き続けて疲れたでしょ?お疲れ」
なんて言っているような気がして、わたしは寄り道が止められない。
田舎育ちの娘が、高速道路に癒やしを求めるなんてね…。パパもママも笑っちゃいますよ。
カメラ片手に、もう一方の手はフェンスを握りしめて。たまに、散歩中のおっちゃんに不審がられながら。明日も癒やされようかなぁ。
by mariko_bloom
| 2005-08-17 01:46
| 写真日記